春の東海道・蓬莱橋を行く 【前編】
プランは簡単。
薩垂峠をどう組み込むか。今回は後半のエンディングに組み込む事とした。
スタートを掛川にし、旧東海道をベースに走り、途中「蓬莱橋」「宇津ノ谷峠」などを見て回る。
静岡市内は、海岸線を走ってパスしそのまま薩垂峠に入る。
ゴールは新富士かその辺として臨機応変に…。
全体の距離として70~80kmと予想した。
しかし、この計画自体に大きな欠陥を有していたのに、見えないフリをしていたのだろう。
さて、当日 私は掛川駅前のビジネスホテルで前泊していた。
早朝の移動でも間に合ったが、前日の碓氷峠ツーリングを終えて、また翌日朝に移動するのが面倒だったのだ。
前日の夜、碓氷峠の帰りの荷物のまま、東海道新幹線こだま号に乗り込む。旅先から都会を通過してまた旅先へ。
西に行くならこれを買わなきゃ…と決めていたシュウマイ弁当を東京駅で購入し、ついついビールも片手に…。
プシュ!くくく~~~。プハァ~ッ。う、うまい!!この為に走ってるようなもんだなー。
と、どっかで聞いたようなセリフを妄想しながら、旅の終わりを祈っていた。
手元にあるツーリングマップルを開く事もなく、眠気と闘いながら各駅停車のこだまはゆっくりと西へ向かう。
すでに日没、富士山はシルエットすら見えないが明日には見ることができるだろうか、窓の向こうを流れる静岡の街の明かりをぼんやりと眺めながら掛川に着いたのだった。
2015年4月26日(日)晴れ
ツーリングの当日、ホテルから新幹線ホームが見える快適立地。そして、遠くまで見通せる快晴。ただ、ここだと富士山が見えない…。
ホテルの朝食を軽くとり、朝のコーヒーをゆっくり飲んで 準備万端。ふぅ、前泊の余裕。
大阪から潤氏は朝一番の新幹線でやってくる。それでも着くのは8時過ぎだ。それまでまだ少し余裕がある…
テレビの天気予報は、晴れマーク。風向きは概ね南の風で、北に向かう我々には追い風かな。
朝8時にホテルをチェックアウトし、少しの距離だがチャリを担いで そのまま掛川駅前で自転車を組み立てる。
日差しが強くて、汗が滴り落ちる…。ひ、日陰にするんだった…。目の前の日陰が涼しそう。
少し前までは日向を探して日向ぼっこするような季節だったのに、もう日陰を探す日々に…。春はあっというまに夏になるんだろうか。
自転車組み立ては、さすがに手慣れてきて15分程度か。暑さで、汗がポタポタ落ちるのをタオルでぬぐいながらで少し時間ロス。
駅前で記念写真でも撮ろうとふらふら~~っと走っていくと、駅前でマウンテンバイクを組み立てている方々が。ツーリングですかね。
そうこうしていると、大阪から潤氏が来る時間に…。
駅の改札にお出迎えに行こう・・・。と、急にトイレに行きたくなる…。
きゅ~~~。
お、、、電車が来るまでの間 待てるか…。ガマンできるか…。
・・・お、おおぉ、、、潤氏を迎える事が重要!いや、でもトイレも緊急事態だ…。
数分間葛藤するも、だ、だ、駄目だーー・・・。
トイレ優先となりトイレに行きました。潤氏、お迎え出来なくてすいません。
つづく。。。
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コメント
K氏様。こんばんは。
いよいよ始まりましたね、東海サイクリング。
しかし、私が登場する前に前編が終わってしまうとは。
3,4部編位になりそうな感じが・・
投稿: 潤氏 | 2015/05/13 22:48