激坂 明神峠を越え山中湖畔を走る自転車
前半はここの記事を。
駿河小山駅を八時半にスタートして、結局三時間以上。
明神峠、三国峠と越え、山梨県は山中湖を望むところまでやってきた。
距離にしたら、たったの14キロ。
回しているスピードが、そんなもんだから、しょうがない。
お昼になってしまったが、登坂の満足感と、景色で満腹になったはずの私だったが、やはりお腹が空いてきたようだ。
くぅ。
山中湖と富士山を同時に望むこの県道は、結構な撮影ポイントのようで、路肩に車を止めて写真をとる人が多い。
展望台らしき駐車場もあり、車が沢山だ。
こちらチャリはスルーさせていただく。
景色がいいと、いくらでも止まって眺めたくなる。
でも、進まないし、お腹すいたし。
ブレーキを緩めれば、一気に加速して山中湖湖畔まで下って行く。今回は、安心してスピードが出せる。50キロくらいは出ているのだろうが。
下りきると、セブンイレブンがあった。ドリンク補充だ!
糖分が欲しくて、あまおうカルピスを買ってしまう。いつもポカリなのに。
写真撮ったら目立つなぁ。あまおうカルピス…。
山中湖湖畔を左に回るか、右に回るか。
左はお店が立ち並ぶエリアだが、あえて右回りに。
神社があったので、無事に登ってこれたことをお礼。なかなかいい雰囲気の神社だ。
山中湖湖畔にはサイクリングロードが整備してあり、家の間を抜けていくと、湖畔サイクリングロードに出た。
目の前には富士山を望む!
山中湖、湖面がキラキラ輝いて、凍っているよ!
驚きです。
湖面の一部だが、うっすらと凍っている。
小さな鳥が足場にする事はできるが、人は無理だな。落ちる。
湖畔サイクリングロードは、ほぼ一周している。
少し、凸凹しているところもあるが、快適だ。
散歩している人もちらほら。
そーいや、今回は自転車は皆無だなぁ。今のところ。
寂しいっす。
湖面を左に見ながら走っていると、不思議な音が聞こえてくる。
「シャリシャリシャリシャリシャリ・・・」
湖面に薄く敷き詰められた氷面が、小さく砕け、風に揺らいでお互い擦れて音がでているのだ。
まるで、かき氷が降ってくるような、不思議な感覚。寒いのに。
湖畔の西側に出ると、駐車場と一緒になり人も車も多い。さすがにお腹がすいてきた。
県道138号線に合流し、富士吉田方面へ右折。
少し走ると、ほうとう屋さんがある。入ろうかと思ったら、並んでる…。
やだなぁ。
スマホで近所を検索。
ちょっと脇道に入ったところの、「大豊」ってところへ行く。
ここは席も空いてた。
その後、ぞろぞろと人が入ってきたけど。ほうとう1200円。暖かくてとっても美味しいなぁ。ふぅ。いいねぇ。
もう2時近い。
テレビでは、駅伝をやってる。京都かな?
お昼処「大豊」からは、ファナック通りを走って忍野へ。ファナック通りは、その名の通り 工作機械メーカーのファナックの工場が両側にあって、日陰。寒いっす。
下り基調なんだろう、快適に走ってすぐに忍野村へ入り、忍野八海の看板を発見。少し見学していこう。
何だか良くわかっていないので、近くに行って人と車が多い事に驚く。
どうやら、富士の湧き水の池が複数あるようだ。
普通の生活道路、住宅地と、観光地がぐちゃぐちゃに一緒になっている感じ…。むぅ。
秋田は白神山地の十二湖にある青池と同じように、蒼い池。
エメラルドブルーの色が美しい。
・・・んだけど、人が多いなぁ。
しかも、陽が傾いているからだろうか、いまいち綺麗に見えない池もある。
う~ん、夏場に、青々した木々と共に見るのがいいのかもなぁ。もしくは、雪景色か。
自転車を押しながら、忍野八海エリアをブラブラするも、途中でデジカメのメモリーカードがいっぱいになったりと、テンションが下がり始めたので、そろそろ撤収。
再び国道138号線に戻って、富士吉田、河口湖を目指す。
途中から、道路は渋滞し始めた。歩道が狭く、抜けるのに少し気を使う。
富士吉田付近で、バイパスとなり道が開くなったからよかった。
富士急ハイランドを右手に見る。ジェットコースターから悲鳴が聞こえる。おぉ、いいねぇ。
あーゆぅの大好きなんだよね。
河口湖駅前に出たのが3時頃。ちょっと、河口湖畔を見に行く。
駅から、少し下った所に湖畔があったが、写真を撮ってすぐにUターン。
3時過ぎに河口湖駅に戻ってきた。
今回は、ここで終点です。
時間があれば、川口湖を周遊したり、隣の本栖湖を見たり、逆さ富士を見れたり。。。と期待したんだけどなぁ。残念。いや、自分の非力に無念を感じ。
急いで、自転車を分解し、輪行袋に詰め込む。
改札付近には、ハイカーが集まってくる。山登りの拠点なんだなぁ。
おみやげ売り場を少し散策し、実家へのおみやげを買い込み、
4時河口湖駅始発の、ホリデー快速河口湖号に乗り込んだ。
夕方6時過ぎ、新宿駅に到着し、スタート地点に戻ってきたわけですね。
御殿場側から見る富士山の姿、それは愛宕山を抱えたコブが特徴的であった。
一転して、山中湖、河口湖付近から見ると、富士山らしい左右均等な稜線が特徴的。
見る場所によって、印象を変えてくれる姿に、ちょっと感動をした。
もう少し、周りを色々と走ってみてもいいのかもしれないと思ったのでした。
走行距離:44.7km
走行時間:3時間37分
平均速度:12.3km/h
最高速度:50km/h
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