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2012/07/17

飯田 大平宿 で、囲炉裏の一軒宿。

週末、長野は飯田市と木曽の間にある大平宿に行ってきました

いろりの古民家に泊まれ、
携帯電波も入らない、少し昔を感じながら緑に囲まれてきました

ツーリングというよりも、キャンプですね



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2012/07/14 18:13

飯田の街は静かに山の風を受ける。
シルクホテル前で自転車を組立て飯田の夕方。

今回は、飯田から木曽へ抜ける大平街道を行き、途中の大平宿で宿泊しながらのツーリングをしようと思う。

まずは、大平宿の受付のスポーツ用品店アルスに行く。
アルスのおばさんはなかなかいい雰囲気で、なかなか気さく。大平宿の向こうにある木曽見茶屋についてはなしてみる。おでんがおいしいよ。とのこと。あと、御幣餅。
スポーツ用品店アルスは、商店街の中にあるので、商店街の店と同じ営業時間。朝は10時半から夜7時まで。
朝のうちには出発したいので、前日の今日に大平宿で宿泊する家の鍵を受け取る。

大平宿には、古い古民家が残っており、それぞれに宿泊する事ができる。いろりがあり、薪で湯を沸かす。
そんな古民家を一軒借りることにし、そこまで、その周辺をツーリングしようと思う。
と、言っても、ほとんど野外キャンプと変わらないイメージ。テントの代わりに屋根のある古民家があるようなものだ。

荷物は少なく、寝袋と、食器、コンロ類だけ。
それでも、前のフロントバックと、サドルバックはいっぱい。

朝の5時半出発。天気は曇りで涼しい。
飯田の街は天竜川を谷底に、伊那谷と呼ばれる谷にある市街地だ。なので、移動しようと思うと坂、坂、坂。
県道8号線を行く。あ、猿がいる。

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小雨降る。
雨宿りしようにも、どこにもそれらしい場所は無い。
木立の中、木々が傘になってくれるところで一息。
沢の度に、看板が立ち、「大深沢」と。時折標高が書いてある。
確実に登っているぞ。
鈴が平、標高830m。
勝負平、標高1019m。観音様にご挨拶。
ひたすらに葛折り。ヘコタレるが、勾配はそれほどきつくないのかな。
途中、抜いて行かれたロードレーサーの人が下ってくる。早いけど、挨拶してくれない。寂しい。

標高1235mの飯田峠。うっすらモヤがかかっている幻想的。
大平街道の大きな看板が特徴的。さぁ、もう少しだ。下るだけ。

朝8時に大平宿に到着。見えたー。
数軒の家から煙が出ている。
天気も回復気味で、青空が見えてきた。うれしー。

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マス屋が今日のお宿。
ガラガラ…いや、ズガガガガと、戸をこじ開ける。
今日、明日と私はマス屋の主人である。

と、早速来客である。
どうやら、からまつ屋のご主人が様子を見に来たようだ。
「こんちは」
お隣さん同士、いつものような会話…。である。
”本日の”からまつ屋さんは、新宿から来た方のようで、山登り趣味の3人組だそうだ。
ちゃっかり、からまつ屋におじゃまして、お茶とお菓子をもらう。ついでに、きゅうりも。


さて、こちらも朝の家事がある。
まずは開くだけの扉を開け、空気を通し、積もった埃をほうきで払う。ついでに、水拭きだ。せっせと。
これをやらないと、この家はすきま風が多く、汚れているので足の裏がすぐに真っ黒になってしまう。
実は、このマス屋に泊まるのは2回目。
なので、少しだけなれている。
何に慣れているかと言うと、開く扉がわかっているのだ。
実は、最初はわからない雨戸などのギミックを知っていると、大掃除も早いのだ。

そんな大掃除をしていると、今度は反対のお隣さん紙屋さんのご主人がご来客。
私が自転車を軒先に置いておいたのに反応して、様子を見に来たようです。”本日の”紙屋の御主人も、飯田からわざわざ自転車で上って来たようで、ナカナカ走り込んだ感じがある。
と、今度はちゃっかりお昼をごちそうになることに。
いや、期待していたわけではありませんよ。あくまでも、自炊道具はありますから。
紙屋さんは、滋賀の人たちらしく3人。
しかも、ほぼ私と同い年。驚きです。

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ずうずうしくもお昼をおいしく頂きました。
暖かいご飯に、暖かいお味噌汁。うまいなぁ。ほのぼの。
こんな突然、ずうずうしくも押し掛けても、暖かく迎えてもらえて感動です。
ついつい、自転車談義に花が咲いてしまいます。
さすがに滋賀の方らしく、琵琶湖一周は日常茶飯事みたいで、少しうらやましく思ったり。乗鞍をすでに走破済みと聞いて、これもかなりうらやましい。こちらは、鯖街道や、余呉湖など、滋賀県で走った数少ない経験を披露。でも、ネタが少ないなー。
同年代と言うことで、少しうれしくなって長居してしまう…。
さて、こちらの紙屋さんも本日お帰りとのことで、あまり居座っても悪いので、ご飯を頂いたし早々に退散。(飯食っただけかよ!)

昼過ぎて紙屋さんは、ご帰宅準備。
また会いましょう!

夕方、3時を回って、ビールも抜けただろうと奮起。
大平宿から少し上った木曽見茶屋へ向かうことにする。
えっちらおっちら、マイペースで上る。
大平峠1358m。約200m上ったってことかな。
大平峠から、下る。猿が多発!
2kmほど下ると、展望が開けて木曽見茶屋到着。こちらは標高1220m。
アルススポーツのおばちゃんが言っていたおでんを注文。
窓の外は、木曽の山々が見える。小さな集落も見える。
ラムネが暴発。
茶屋のおばちゃんがよくしゃべる。久々に来たと言う夫婦とおしゃべり。

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4時半になろうとしているので、急いで帰ろう。
また、大平峠迄少しの登り。また、猿がいる。
大平峠からは、快適な下り道。
カンチブレーキが効かなすぎて焦るが。

5時過ぎ。
もらった食材と薪で何かやるか。
とりあえず、コンロで米お炊こう。無洗米3合がセブン-イレブンで売っていたので丁度よい。
炊飯はいつもどおりだ。
さて、火起しに挑戦。実は、あまり経験がない。
まぁ、やってみよう。
なかなか着火する元がないので大きな薪にはつかないな。
部屋の中から小さな薪を見つけてくる。新聞紙もあったあった。
新聞紙、小さな枝(りんごの木を伐採したものらしい)、大きな薪と点火させたい、、、が、なかなか苦戦。普段やらないからなぁ。
こんな時しかできない経験なので、せっせとやる。
そんな事をしていたら、ガスコンロで炊いていた米がコトコト。
あぁ、弱火にしなきゃ。ここから10分。
まだ、薪の着火に苦戦している。この火を何に使うわけでもないけれど。
何とか大きな薪が燃え始める。
あ、炭をもらったんだった。炭を使おうかな。
そんなに寒くはないけれど、いろりを見ていると暖かい。
やかんにもらった卵を入れてゆで卵にしよう。

そんなことしていたら、炊飯の10分を大きく過ぎていた。
あぁ、タイマーの音が聞こえなかった…。
まぁ、カレーだから少し焦げても大丈夫。
レトルトのカレーをかけて、おいしく頂きました。
もらったキュウリに味噌をつけておかずも完成。

晩ご飯が終わったらあとは、お休み。
ねぶくろを広げて、新しめの畳の上にゴロン…。
いつしか、しずかに眠っていた。

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翌朝。
一度5時頃に目が覚めるが、やっぱり寝る。
起きたのは8時過ぎ。随分な寝坊である。
にしても、やることは無い。朝ご飯にしようか。

と、ガスコンロ…あれ、ガスが無い…。
えっ、えっーーーー。空っぽ…。昨日、栓をしなかったかな?
となると、米が炊けないなぁ…。
と、昨日のいろり。まだ火が残っていた。
ふぅ、直火でやるとコッフェルが焦げるんだよなぁ…。と少し躊躇。
でも、これしか米を炊けないので、やってみるか。
炭火を生かしながらと。

少し薪を足して、火を起こす。
直火はいやなので、少し横でコトコト。
ふきこぼれてきたところで、特製かまどに移動して炭火で炊飯。
ここから10分。米が踊っている音が聞こえるから大丈夫かな。

案外、無事に炊飯できた。
完成品は金目鯛の炊き込みご飯。無印良品のレトルト食材はすばらしい。
あと、男の冷や奴(もらいもの)
卵もあるよ。

さて、あとはブラブラ。
工事の人が来て、かまど周辺を少し手を入れるのだとか。
お願いして、散歩。諏訪神社を散策。台風の跡かな、倒木が…。
神社で朝の挨拶。
ちなみに、この神社から先の鳩打林道は飯田市街までまっすぐに繋がっているが、災害復旧工事とやらで通行止め。秋まで。

戻って、工事の人とお昼ご飯。
こっちは、朝ご飯の残り。工事と言っても、この宿に泊まって少しづつ補修工事をしているらしい。

Img_7072
1時過ぎ。
さて、そろそろと、大平宿を跡にする。
下りは約1時間。さすがに、下るだけなら早い。
ちなみに、飯田駅付近の喫茶店蔵前。
やきいもとコーヒーは一見。飯田弁のいしやきいも~おいも~が流れる。おいしいに。

特急伊那路に乗車。
飯田から、豊橋経由で輪行にて帰ることとする。
鍵を返す前に、JRの窓口へ行くが、新幹線の指定席はすでに満席。しかも、全ての便。悲しいかな。
となると、自由席しかなく、伊那路号も自由席で大丈夫ですよ。とのことだったので、自由席をとっただけ。急いでJRの窓口に行くこともなかった…。

アルススポーツに鍵を返す。
おじさんが店番。
ちょいと、世間話をしてから「また来ますよ。」と言って店を出る。
飯田といえば、おみやげは決まっていとうやさんの「きんつば」。バラで買い込むが、そんなには持てないので最小限…。
あとは駅前に戻って、輪行するべく自転車をバラす。
2時半。電車は4時前なので余裕がある。
日差しは強いが、駅前は日陰で助かる。
今回の輪行は少し荷物が多い。寝袋、コッフェルセットなどがあるからだが、輪行袋に入るものは入れてしまう。
そのかわり、重くなるけど。
30分ほどで輪行は完了。
駅前のローソンに買い出し。あと、おみやげ屋さんを見て回る。
飯田の駅前ってのは、少し寂しいものだ。

伊那路号は、30分も前なのにホームに入線している。
金沢の時のサンダーバードとは大違いだ。(あの時は、来たら直ぐに発射だった)
特急と言っても、乗ってみたらなんだか、以前の東海道線東京発静岡行き普通電車(と言っても特急車両なんだが)のと同じじゃぁねぇか。

始発駅なので、難なく自転車も置けて一安心。あとは、新幹線だな・・・。

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伊那路号は飯田線を行く。
天竜川に沿って、なかなかいい雰囲気で走っていく。
小和田駅。秘境駅と呼ばれる駅を通過する。確かに人家は見あたらない。

湯谷温泉で、ホンジャマカの石ちゃんが乗車。別の車両ですけど。おばちゃんが、いてもたってもいられずに様子を見に行った。
豊橋駅で新幹線乗り換えで、改札まで歩いていたら目の前を歩いてる石ちゃん。慎重はそれほどでもないけど、テレビの服装のままやな。まいうー。

伊那路号は定刻通りの到着。
豊橋駅で新幹線乗り換え。
ひかり530号自由席をいちおう並ぶ。三号車には一台自転車がいたのでさらに先の2号車。
電車が来たら、予想通りの混雑。混んでるならこだまにするか…。
一応乗りこんでみる、「発車しまーす」って、えー。早い。
少し、通過待ちで泊まると思っていたので焦る。
勢いで乗ってしまったので、チャリの場所が確保できるか…あ、3人席の裏が開いてる。自転車を置かせてもらう。人間は、デッキへ…。悲しい…。
でも、こだまよりも1時間は早いんだよなー。

デッキは、思いの外快適。景色がいつもよりも少し上から目線(立ってるからだ)
N700系だからだろう、デッキでも静かだ。比較的。

ふぅ、ホンジャ今回はこんなところで。
デッキで立ちながらポメラを打つことができる。新たな発見だ。こんな時でないと、こんな発見はないな。

やっぱり、何かしてみないと、何かは起こらない。
いや、やってみたとき、意外な何かを呼ぶのだろうよ。
2012/07/16 19:33

20120715


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20xx年 プチ自転車ツーリング」カテゴリの記事

コメント

こっちも楽しかったです。
また滋賀周辺に来るときは言ってください
一緒に走りましょう。

投稿: 城 | 2012/07/25 20:57

さっそくのご訪問ありがとうございます。

こちらも、色々頂いてありがとうございます。
おかげで助かりました。

是非とも一緒に走りたいですね。
追いつかないとお思いますけど。

投稿: serena55 | 2012/07/25 21:14

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