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2012/06/01

北陸ツーリング宿題編 2日目・前編

◆2日目:前編 2012年5月27日(日)◆

2012/05/27 05:28
疲れていたのだろうか、ぐっすりと寝込んで朝、目が覚めた。5時半。
外の海は静かで、オレンジの一人用テントが静かにたたづんでいる。
天気は今日も良さそうだ。
宿に泊まるとスマホの充電などに心配が全くない。これは助かる。

まだ、宿の人も起きていないか、静かなもんだ。
少し散歩でもするかな。

Img_6141
目の前は越前海岸の海岸線。ごろごろと岩が転がっている。
佑氏が起き出していた。
昨日は、カラオケが夜まで鳴り響き、終わったと思ったところへ隣のスナック?に移動し、再開されたそうだ。結局終わったのは深夜2時過ぎで、まともに眠れなかったようだ。
無理矢理、ここにキャンプすることにしてしまった自分が申し訳なく思える。
彼は手慣れた感じで、朝ご飯のパスタを作る。
こちらは、宿の朝ご飯なので、もう少し待っていてくれ。

ペンションのお母さん、植木に水をあげている。
「おはようございまーす。」
そろそろ朝ご飯の準備が出来ているようなので、頂く事にしましょう。

昨晩に引き続きというか、焼き魚定食…的な朝ご飯。
朝ご飯をおいしくいただき、少し食べ過ぎたかな…。

食後、少しだけゴロンと横になり、今日の予定を地図でおさらい。
昨日は、予想外の展開であったが、なんとか当初の予定していてた付近まで来れた。今日は、もう帰らねばならないので、最低でも敦賀まで行こう。行ければ、琵琶湖へ越えて米原まで。
敦賀までは50km程度なので、お昼前後。そこから、さらに峠を越えて琵琶湖の上、余呉湖までは25km程度。さらに米原はまで35km。
帰りは、米原から新幹線で帰ることになるので、最終は夜9時近いが、それに乗ると帰宅は12時近く。
一応、明日は会社なので、会社員としてこれはきつい…
少しでも早めに帰宅できるようにしたい。
お昼に敦賀で終われば、明るいうちに帰宅できる。
やはり、第一次案は「敦賀まで」そんなところか。
…そんなところのはずなのだが…スマホでメールをチェックしながら、窓の外を見る。
むぅ、、、そうきたか。。。

外の佑氏のテントはたたまれ、自転車をいじっている。
さて、こちらも、そろそろ行きますかね。
ペンションのお母さんにお礼を言って、出発しよう。
ちなみに、朝食付きで5150円だったかな。
2012/05/27 07:37

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2日目のスタートは何気なく。
スルーっと走り出し。
当初宿泊ポイントと考えていた、越前ホテル・シーサイドがすぐそばにあった。やっているのか?昨日は、電話してもなぜか繋がらなかったが。
トンネルを越えると、景色は一気に壮大になる。
福井の海岸線で、一番に突き出た越前岬を通過。あとは、敦賀へまっしぐら。
奇岩と言えるドーナツ状の岩「呼鳥門」。
青い海は美しく、やはりツーリングはいい。出発したばかりなのに、つい足を止めて写真を撮ってしまう。
この奇岩「呼鳥門」の足下に行ってみたかったが、工事中で残念近寄れない。

越前温泉エリアに入ると、小さな温泉街らしく民宿や小さな港に漁船が並ぶ。この付近も、当初宿泊を考えていたエリアだ。
今日は穏やかな青空の天気で快調だ。
道が狭くなり、温泉街の中を行く。お、ローソンだ。
ちょっと休憩~。
「おー。コンビニ見ると安心しますねー。」
昨日も、小松を過ぎたあたりからコンビニは無かった。
久々のコンビニであり、確かに少し安心する。
ローソンで私は、バナナ購入。
佑氏はパッキングを修正。荷物のずり落ちを直す。

この辺から、佑氏を先頭に走ることにする。
いつも自分が前では、私の背中ばかりを見ていることになる。
それではつまらないだろう。やはり、カーブを曲がったときや、トンネルを越えたときに全面に広がる景色を楽しんでほしいもの。
しかし、今日はすこし向かい風か。昨日ほど、穏やかでは無いようだ。

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越前町に入り、小さな滝がある。
ここで、またプチ休憩としよう。今日はのんびりだ。
出雲から民が移住してくる際に、そばに着いていた竜。その竜が、この滝の白波を見て、滝の上には温泉があり、そこで疲れを癒そうと登ったと言う。その後、その周辺に人が住むようになり、集落が出来た…とか。
人が住むにも、何かしらの理由があるのだろうけれど、竜に守られた集落というのは、何とも神秘的だ。
すでに、今は集落は無いのだが。

国道305号線は、ほぼ一本道。
河野の町に入る。久々に高い建物を見る。JAの建物のようだが、4階立てくらいある。
公園のあずまやの下で、おばちゃん3人が井戸端会議。ほっこりする風景。

河野の町をでると、左は国道305号、右はトンネルを抜けて「しおかぜロード(?)」に分岐。しおかぜロードは、私の地図では河野有料道路。すでに無料になっているようだ。海岸線を行く、しおかぜロードを行く。
風は、向かい風だがおだやかな感じ。もう、ほとんど影響を感じない。

トンネルを抜けると、そこは一気に海の上。
海岸線をフラットに走り抜ける道路が続いている。
う~ん、いいツーリングだねぇ。ペダリングも自然と軽くなる。
海の向こうに見えている半島が、敦賀から延びている半島だろう。
つまり、今日の目的地である敦賀はあの根本とということだ。
道路の脇に咲く藤が見事なものである。
青い海と空、黒いアスファルト、白いガードレールに、藤色が生える。

富山から出て、岡山へ向かう佑氏にとって、日本海の見納めになる今日。日本海、この付近では若狭湾は非常に穏やかで、日本海の寂しさや荒々しさは感じられない。

元有料道路だけに、走りやすいが休憩ポイントは見あたらない。
途中、大谷地区で休憩する。小さな公園などあればよかったが、見あたらない。海岸線にへばりつくように家が立ち並ぶ。
今日は、意外と暑い…。日差しもあり、雲が少ない。
自分はサイクリング用の長袖を着ているが、実は暑い…。

さて、海岸線の快適道路もあと少し。ゆっくり堪能しよう。
もう、敦賀が見えてくるぞ。
海岸線の快適道路が終わり、国道8号線との合流ポイントが見えてくる。一路坂を登るようだ。
が、ここは右折し、ショートカット。のどかな田圃道を行く。

この辺にくると、佑氏は私の行動パターンを理解してくれる。
国道に行くには「↑国道8号線」と書いてあるが、上り坂。
右折は、平坦路。私は右折を選んで、平坦路から国道への合流道を選んだ。車のルートと、自転車のルートは必ずしも一致しないのだ。
もちろん、道を間違えるリスクもある。

Img_6206
平坦路は、久々ののんびり雰囲気。
国道8号線に合流し、交通量は一気にアップ。
小さいがトンネルがあったりと、さすがに国道らしい国道だ。
そして、少しアップダウン。
トンネルで横をトラックが抜けていく時の恐怖はそうとうなものだ。
佑氏曰く「修行の時間」
サークルKで小休止。トイレを借用し、お酢を飲む。
何だか、はまってしまうお酢のドリンク。ツーリング中は、何だか元気がでるようだ。
近くに、わき水があるらしく寄り道していこう。
敦賀まで、あと少し。ゆっくりと楽しんで走っている時間である。

ちょっとした丘のようなアップの所に車が溜まっている。
観音延命水だったかな。家が一軒あり、人々が水を汲んでいる。
専用ポリタンクが必要らしいが、旅人の特権で持参のペットボトルに入れてもらう。
佑氏が岡山へ行く事を言えば、自分もそれだと思われている。
あえて自分は違うんだと説明するのも、面倒なのであえてそのまま。
「気をつけてね~。」
私は、あとちょっとだけど、気をつけま~す。

国道8号線と、国道8号線バイパスの分岐があるらしい。
どちらへ行くにも少しのんびり勾配がある。
選択はどちらへも行かずに、交差点を右折。海沿いの公園。
地元?か車のおじさんに「何とか海岸はどこ?」って聞かれるがわからない、そこで海岸の公園があったけど。

以前に上陸した敦賀フェリーターミナル付近。
回りは工場群。敦賀火力発電所がある。
敦賀港から砂利の工場を抜け、トンネルを抜ける。
トンネルをでると、そこは町。
港から、気比神宮へ。町の中は、すでに昼だというのに、ほとんど交通量が無い。なんとも寂しい町並み。
港から気比神宮はすぐ見つかる。
立派な鳥居に感動する。

ここでしばらく休憩。時間は12時半を回っている。
神宮内を散策。長命水がここにも。ゲンブから水がちょろちょろ。
佑氏と共に、長命水をありがたく頂く。
池で鯉を釣ろうとするじいさん。謎である。
自分は、おみやげに御守りでも買おう。…と、大量の観光客が押し寄せている。どこから…観光バスが。

敦賀で、今回の旅の目的は達した。
しかし、自分には走りきったと言う感動はここには無かった。

そんな感覚の中、ちょっと長めの休憩。意図があった。

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